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(不安定な関係の中で)里子自身も、実親がいて里親がいて、自分は里親の家庭ではどういう立場なのかという混乱がある。いつ関係が切れるのか、人間が同一家庭で暮らすには割切れない様々な感情が交錯することがあるため、葛藤もまた大きいものと思われる。
(3)生活してから変化したこと
里子が成長するにつれ、里親も冷静に子どもに対処できるようになったり、子どもを通して友人ができたりと今迄にない様々な経験をすることで、里親自身の生活に幅ができたこと。子ども中心の生活になり、このことに大きな喜びを見出している。 
(4)児童相談所に対する意見
児相が定期的に訪問指導をしてほしい、児相と里親の互いの立場を理解し、交流する場を設けてほしい、里親間の交流の場、研修の場を設けてほしいという意見が大多数。ただ養子を紹介してもらえばそれでいいのだという人もごくわずかだが里親の中にはおり、それらの人々は交流や研修を望んでいない。しかし最近は里親同志が子どものことを考え、子どもの幸せのためにと、よりよい方向へ向けて行動する里親が多

 

 

 

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